2016-2017 HO CHI MINH

2016 >>> 2017 - HO CHI MINH

3月 11, 2018YUKIKA








宿泊したThe Reverie Saigon(ザ・レヴェリーサイゴン)(過去記事)内にあるスパは、6階と7階の2フロア計1200㎡の広さに対し、トリートメントルームは10室という贅沢な空間の使い方。まず6階の受付でウェルカムドリンクをいただきながらカウンセリングシートを記入し、7階に案内される




どこもかしこも大理石・・・!サウナで身体を温めたら、施術室に案内してもらいます。私たちは60分のボディマッサージをそれぞれ個室で。出発2週間前には予約完了してたよ。サウナを利用するためにも、予約時間の30分前には来てほしいと事前にメールをもらっていたから早めに行って大正解。せっかくのスパタイムにセカセカしたくないしね。

ちなみに2人で一緒に受けられるカップルルームもあるみたい。「スパの予約完了。シングルルームらしいけど、いいよな。どうせスパ中しゃべらんし。」「個人でいいよ、どうせ寝るやん。」という私たちのLINEのような可愛くないやりとりをする方は、シングルルームの方が施術に集中できるしオススメかも !是非、事前リクエストを。



肝心の施術はというと、言うことなしの上手さ!今まで旅先で受けた中では、2015年のバンヤンツリープーケットと肩を並べるくらい大満足。マッサージルームは小さくシンプルな造りであったけれど、シティホテルだからこんなもんでしょう。施術後はフルーツをいただきながらのリラックスタイム。静かでゆっくりと時間が流れる贅沢な時間だったね。

使用されているオーガニックスパ製品は、イギリス発の化学物質を一切排除して100%自然由来の成分のみから作られた高級スパブランド“ila”と、アイルランド発の海藻コスメブランド“Voya”の物でした。






少し遅めのランチを食べに、ホテルの近くにあったフォーのお店“フォー24”へ。二人ともパクチーが苦手だから、オーダーする時には必ず「NOパクチー、please」これで別皿に野菜を盛ってくれる。シンプルで薄味のフォーだけど、東南アジアのスパイスにとっても敏感な私は、ここのフォーにも微かにそれを感じてしまった(笑)うーん、せっかくアジアの雰囲気は好きなのに、食べ物を美味しく感じられないなんて勿体無い。


そうそう、この日お部屋に可愛いデザートが届いたの!このホテルは毎日、ターンダウンサービスとしてベッドにチョコレートを置いてくれるのだけど、それとは別にニューイヤー用の特別なものを!


カウントダウンパーティー用の服に着替えたよ。日本では着ることのない服。久しぶりに着たスカート、なんと2011年のバリ島旅行ぶりの登場。数々の断捨離で沢山のお洋服たちとサヨナラを繰り返してきたのに、なぜか捨てられることなく生き残り、2016年末に奇跡の復活!(しかもカウントダウンパーティーという大舞台で!笑)


ホテルの面するグエンフエ通りには特設ステージも組まれてお祭り騒ぎだけれど、一旦私たちはホテル1階にあるレストランバーの“THE LONG”へ。名前の通り、48メートルのバーカウンターが伸びる長いお店。テラス席やテーブル席もあるからファミリーやグループでも使いやすい。値段は忘れちゃったけど、この日は特別料金で入店できるシステムになっていた。






カウントダウン会場のグエンフエ通りにも面しているから、まさに会場のボルテージが上がっていくのを肌で感じながら(ステージの音楽も楽しみながら)それでいて落ち着いた空間で食事もできて良かった。

そしてなんと、韓国の人気DJであるDJ SODAがこの日のゲスト!彼女の出番がきたら通りに出て、SODAちゃんのDJタイムに参戦!まさかベトナムで会えるとは、ラッキー!好きなタイミングで出入りできるのも、パーティー会場の目の前にあるお店ならではのグッドポイント。



カウントダウンの瞬間は、バーにいる皆と一緒に!知らない人同士だけど、皆で輪になって踊って、新年一発目に流れた曲“The Chainsmokers”のメガヒットソング“Closer”を歌って!あー楽しかった!!!


興奮冷めやらぬままお部屋に戻り、窓から通りを見下ろすと、まだまだパーティーは続いているみたい。だけど私たちは明日に備えて早めに寝ましょ!

・・・と最高の気分でベッドに入ってウトウトしていた時、大音量で“ジリリリリリリ!emergency! emergency!”と繰り返し鳴る非常ベル。何がなんだか分からないけど、とりあえず「Mたん、逃げるよ!」って、一番走りやすい靴履いて貴重品とバスローブを抱えて廊下に出たの。私たちの部屋のある28階の皆も廊下には出ていたものの、全然逃げようとせず“どうせ誤報でしょ”と自分の部屋に戻っていく。え、なんで逃げないの?

小学生の時から繰り返し避難訓練をしていた私たち日本人にとって、こういう時はとにかく逃げるように、もう体に刻み込まれているのよね。たまたま隣に居合わせたスコットランド人のおじさまに勇気を出して「私、早く下に行くべきだと思うの」って伝えてみたら、彼と奥様も「僕たちもそう思う」って言ってくれて、ここから4人で28階分の階段を駆け抜けた。

途中の階でちょっと様子見たくて廊下へ繋がる扉を開けようと思ったのに、鍵がかかって開かない。階段エリアに閉じ込められた私たちは、もうこうなったら途中で引き返すこともできず、1階まで下りるしかない。でももし、1階のドアが開かなかったらどうしよう?これが本当に火事だったら、階段エリアに閉じ込められた私たちはどうなる?そんな不安が頭によぎりながらも各階で扉をガチャガチャしながら超高速スピードで階段を駆け下りていたら、奇跡的に11階あたりのドアだけ開いたの!なのにそこはオフィスのフロアだったみたいで、私たちがそこを開けたことが原因で今度は(おそらく侵入系の)警報が大音量で鳴り始めちゃって。もうとにかくkeep going!って階段を走り続けた。

1階に到達し、扉は無事に開き、ロビーに辿り着いた時は安心感で半泣き。結果は誤報だった。だけど「いち早く逃げたことは間違いじゃなかったんだ」とスコットランド人のご夫婦と励まし合いながらお部屋に戻ったよ。

非常口は絶対に確認しておこう。それからホテルは高層階が良いって風潮があるけれど、こうやって階段を走ることのできない方やお年寄りの方が同行者にいるのなら、万が一に備えて下層階の方が良いのかもしれない。海外は、日本ほど非難に対して備えていない。だから自分の身は自分で守らなくては。そんなことに気づかせてくれた良いきっかけでした。そして、誤報で本当によかった・・・。(翌日詳細を聞いてみると、宿泊者でない誰かのイタズラが原因だったそう。)

だけど、これじゃあ元旦から心臓ドキドキで眠れないよ!


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